知っておきたい16のキーワード

フィルターバブル

ネットの世界では、より長い時間、より多くの広告やサービスに触れてもらうために、過去の検索・閲覧履歴にもとづいて、自分の好みに近い有益そうな情報が優先的に表示されるしくみになっています。
その結果、自分色の泡のなかに閉じ込められているかのように、自分が見たい<とされる>情報しか見えなくなってしまう状態をフィルターバブルといいます。

こんな経験ありませんか?

  • 子猫の動画を観たあと、別のかわいい猫動画がおすすめされ、自動的に再生がスタートした。

  • 旅の計画のため、予約サイトや口コミサイトで情報収集していたら、旅行とは関係のないニュースサイトやアパレルサイトでも旅館・ホテルのおすすめ広告が表示されるようになった。

かんたん解説

ここがポイント!

  • フィルターバブルの内側では、自身の好みや興味関心に近い事柄に囲まれることで、バブルの外側にある多様性に気付きづらくなります。
  • ネットの世界では、過去の自分の行動履歴がデータとして蓄積され(10.デジタル足あと)、その履歴データをもとに、次なる自分の行動に合うようなサービスや情報が推測・提案されている(11.アルゴリズム)ことを理解しましょう。

考えてみましょう

  1. 情報に接する際に、異なる意見の存在や別の可能性を考えたり、探したりしていますか。
  2. 家族や友人に協力してもらい、同じサービスにアクセスし、自分と他の人の画面を見比べてみましょう。表示される情報は、どれだけ違うでしょうか。
  3. ブラウザの「プライベート」機能を利用して、行動履歴をもとにしたデータ表示がクリアされた状態で、いつもとどう違うか比較してみましょう。

自分に見えている情報が他の人とは異なることを理解しましょう